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2013年09月01日(日) 晴
富士山奥庭、御中道ハイキング
ー歩行時間 休憩を含み約2時間15分ー
 
 
富士山五合目の御中道はかねて歩いてみたいと思っていた
某社企画のハイキングツアーがありこれに参加する。
 
標高2,000m富士山の中腹標高2,000mの道を辿る
好天の恵まれれば、富士山頂はもとより南アルプスも一望できるコースであるが、
残念ながら富士山は終日山頂を雲に隠していた。
 
山腹のコースを寄生火山跡地の溶岩流の上に茂る樹木や火山礫地に生えるフジイタドリ、オンタデなどの植物を愛でながら
初めてのコースを写真を撮りながらマイペースで楽しく歩いてきた。
小鳥が飛来する池
富士スバルライン御庭バス停をスタート奥庭へ
 
簡易舗装の急坂を下り奥庭の入口にある「奥庭荘」に到着、早めの昼食。
 
「奥庭荘」の庭にある池にはいろんな小鳥が、ひっきりなしに水浴びに飛来する
これらの鳥をカメラに収めようと数人のカメラマンが縁側から望遠レンズで撮影中。
 
ー以前、TV入れ替わり飛来する小鳥の映像をライブで放映されているのを見たー
小鳥が飛来する池
「奥庭遊歩道」の道標
奥庭遊歩道の道標に導かれ、カラマツやコメツガの樹林帯を緩く登る。入口は左回り、右回りがあるが奥の展望ちで合流する。
 
富士山を背に敷石の道を足元に赤い実をつけたコケモモを見ながら進む
ー富士山は頭を雲に隠して見えないー
「奥庭遊歩道」の道標
風雪に耐える樹木
歩道の両側には長い間厳しい風雪に耐えて、個々に異なる樹形の木が、自然の造形を造り出していた。
 
奥の展望地からは眼下に河口湖方面の展望が開けるのだが、生憎薄雲に覆われていた。
 
ー展望地には鉄製の展望盤が設置してあったが、時の経過から文字が薄れ殆んど読めないー
風雪に耐える樹木
御中道入口付近
奥庭の散策を終えて、「奥庭荘」の前を通り急な簡易舗装道を御庭バス停に戻る
 
前方の「富士スバルライン」を横断し、御中道入口の道標を見てゴツゴツした熔岩の道を登って行く
 
やがてしっとりとした涼しい針葉樹林帯に入るこれを抜ける石畳の急な階段道がしばらく続く。
 
ー樹林を抜けると
展望も開けるが、ここまでのきつい急斜面の連続登りで息が切れるー 立ち止まって深呼吸
御中道入口付近
山頂を雲に隠す富士山と立木
雲の切れるのを願いながら、道すがら前方に富士山の美しい裾野だけを仰ぎながら登る。
 
荒涼とした熔岩台、横たわる枯木や風雪を受けて風下に枝を伸ばすシラビソに自然の厳しさを感じながら歩む。
山頂を雲に隠す富士山と立木
「御庭山荘」の廃屋
割に平坦な石畳の道を緩やかに登るとやがて御庭山荘(休業)の前に出る
ー既に建物は腫瘍不能の廃屋状況ー
 
ー富士山の稜線と熔岩台地の廃屋が荒涼とした風景はまるで映画の一場面の様だー
「御庭山荘」の廃屋
富士山の裾野と石畳の道
流れる雲に季節の移ろいを感じながら、平成8年8月8日に友人と登った富士登山を思い出し歩く。
 
ー敷石を外すとザクザクと音をたて砂礫の道に靴がめり込む、富士山からの下山道を思い出すー
富士山の裾野と石畳の道
針葉樹林とシャクナゲの道
道は右に巻くようになり、やがて両側にシャクナゲが茂る樹林帯に入る。
ーシャクナゲの花に時期にはさぞ綺麗な道だろうー
そんな道を暫らく進み、積雪でねじ曲がって生えるシラカバ林を道端に見て通る。
針葉樹林とシャクナゲの道
針葉樹と秋の雲
シラカバ林の道を抜けて、再び針葉樹林帯に入ると遠くから微かに騒音が流れて来るとゴールの富士スバルライン終点「河口湖五合目」は近い。
針葉樹と秋の雲
「河口湖五合目」
予定より約20分程早く五合目スバルラインの駐車場にゴール。
 
路線バスの乗り場では、多くの富士山の下山客が行列を作っていたし、物産店の界隈では多くの観光客で賑わい
店内中では英語、中国語、韓国語なども行き交っていた。
 
ー世界遺産で観光客は増えたようだが、美しい富士の自然環境は守りたいものだー
 
※9月2日の新聞朝刊を見ると、マイカ―の交通規制で登山者数は昨年より6%減の23万2682人と報じていたのは以外だった。
「河口湖五合目」

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Last updated: 2013/9/9

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